鬱の仕組み

20
5月
2019

鬱の仕組み③

おはようございます♪

今朝はどんな朝をお迎えでしょうか?

前回の続き、鬱の仕組みを書いていきますね。

鬱の仕組み1  鬱の仕組み2

 

前回は赤ちゃんの例で脳の3つの仕組みをご紹介しましたが

今度は大人の場合だったら・・・ですね。

 

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もし、新しい学校に転校したとします。

またはクラス替えなど・・

または引っ越し、転職・・・なんでも同じです。

新しい学校のルール、どんな人々がいるのか

先生は?授業の内容は初めてで分かりませんし不安もあります。

こんな時、まずは自分の脳の仕組みはどのシステムが活発化しますか?

 

1)自分を守る仕組み?
2)自分を活発に活動させる仕組み?

 

1)の守る仕組みがメインの人でしたら
クラスの人がなんか緊張感があって
厳しい感じや変な事を感じたり

自分の事を嫌そうな顔をするように見えるとか

 

または誰かが自分のことを
「もっと可愛い転校生が来ると思っていたけど・・・」という
言葉を聞いただけで途端に
防衛の仕組みへ行き、自分も緊張してきませんか?

 

 

もし、活動の仕組みが上位の状態の人ですと
「わぁ、新しいことを習うんだ!
新しい人との出会いや学力向上にワクワクする」など
反応がこんなに違います。

「みんな、宜しくね!」みたいなエネルギーがメインで

自分の行動が生まれてきます。

嫌な言葉にも反応は引きずられにくく

自分の興味を優先できます。

 

自分がどの仕組みが今、優位なのかによって

(どのシステムを選んでいるかによって)こんなに違うのです。

または落ち込んでも回復が違います。

 

そしてもし、初めは緊張していても

職場の人が親切で色々と教えてくれたり
何度か聞いても嫌な顔せずに答えてくれると
「あぁ、ここで良かったな」と
安心、安全の仕組みがメインになります。

 

鬱の状態は完全に3つのバランスが崩れたとき。

 

3つとも生きていくためには必要な仕組みなのですが
崩れたときに一番必要なのは「自分への共感(コンパッション)」
➤脳の仕組みがが安全のシステムへ自然と戻れること

 

欧米などの研究者も自律神経や脳科学の視点から

伝えていることと辻褄が合います。

 

自分の気持ちが今どうなのかを自分が知ってあげること、

→励ましや、理由を聞かずに「どうしたら戻れるか」ではなく

 

そこにある滞ったエネルギー(感情など)を

自然なシステム、本来の姿に戻すことは

理にかなっています。

 

「鬱の状態」が必要なくなるのです。

 

防衛のモードから自分を救える方法は
例えば瞑想だったり、

潜在意識の自分の仕組みを解いていったり

更にセラピーを組み合わせ、感情を触ったり・・・

 

人によっては身体を使ったTRE

なども効果があると感じます。

 

色々な方法があります。

 

自分へのコンパッション(共感)はとても大きなカギです。

安心、安全システムに戻った私は

それにマッチした行動を取るので

「緊張」が誤作動の「緊張」になりません。

防衛も、誤作動し続けた状態は解除されます。

 

 

何故システムが誤作動したかの理由が必ず一人づつあるので
➤ここが全員同じではありません

 

自分オリジナルの仕組みを見つけて

共感して自分が理解して、受容するために
偏桃体が反応していた部分(感情など)
セラピーで変化させていくことは
大きなことなのです。

 

 

鬱の仕組みやこういった方法で変化できるというのが見えてきたのは
脳科学やポリヴェーガル理論という
欧米では20年ほど前から出ている理論とも

辻褄が合います。

 

(日本では英文の文献は多いのですが

先日やっと日本語のものが出たところです)

 

師匠の溝口あゆかさんから欧米の色々な情報を

教えて頂いて私たちは学んでいるところです。

 

 

また続きを書いていきますね。

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18
5月
2019

鬱の仕組み②

おはようございます!

今朝はどんな朝をお迎えでしょうか?

 

私の周りでは今、5月だからかわかりませんが

職場に行けなくなったり

職場に行っていても非常に辛い状況だったり

学校を休みがちになっていたり

病院に行くと「鬱っぽいね」と言われて

少しゆっくり休みなさいと言われる方が増えているようです。

 

皆さまはいかがでしょうか?

 

そんな訳で今日は「鬱の仕組み」の続きを書いていきますね。

過去記事「鬱の仕組み①」はこちらから

 

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私たちは普段「脳」の部分がどんな風に活動し

どういったシステムだと健康的、ナチュラルな感じかご存知ですか?

普段は大きく分けて3つの働きを持っています。

 

1)恐怖や危険を察知して、

安全を守るために働いている仕組み

2)物事を達成したり、実現するための働き。

良い事を求めて活動的になる仕組み

3)繋がり感や社会的な安全にフォーカス。

平静、健康のシステム。満足感や落ち着き。幸せ感。

 

この3つの仕組みがバランスよく適材適所で上手くちゃんと

機能している時にはとてもいい感じです。

 

逆に「鬱」になるとこの3つの仕組みのバランスが崩れ

危険を察知して緊張感が高まり、活動と安全の働きが減少しています。

 

また怖さ、脅威を察知して反応する脳の扁桃体が繊細になることも

エビデンスから明らかになっています。

 

扁桃体は特に恐怖感、不安感、悲しみ、喜びなど

感情や直観力や痛み、記憶、

価値判断や交感神経に関与しているところ。

 

鬱の場合は常に今、実際は「安全なところ」にいるにも関わらず

防衛の仕組みが働き、危険、怖い、不安を常に感じてしまい

3つのシステムが「誤作動」している状態です。

 

身体が重たい感じなども活動のシステムが減少しています。

 

一番ナチュラルな感じはお母さんがいつも呼べば側にいてくれて

お腹が空いて泣くと母乳が与えられたり

オムツが濡れて気持ちが悪くて知らせると

直ぐにオムツは取り替えられて

身体を触って貰えて安心や肌の温もりや

心地よいお母さんやお父さんや誰かの声が聞こえ、

自分は充分に守られて安全な感覚。

お母さんの匂いなども安心感を強めるでしょう。

 

こんな時は安全なリラックスしたシステムに行けている状態ですよね。

 

では、もしもいくら泣いても呼び続けても

誰も来てくれない…

抱っこもなし。充分な栄養は与えられるけれど、

コミュニケーションがなく、自分が安全か分からないし

スキンシップを求めるために

助けを求めて泣き続けていなければならないとしたら…

 

活動のシステムがずっと活発化している状態ですよね。

セコムの警報が鳴り続けている状態。

 

これはこれで生きていくのに必要な活動ですが、

(自分の欲求、危険を知らせるなどの面では)

ずっとここに留まっているときは

警報が鳴り止まなくなっているいる状態。

 

 

また、いくら泣いても誰も来ない…

不安や怖さなどを感じ続けることが困難な場合は

自分を守る仕組みとして、シャットダウンの形をとり

何も感じなくして閉じる方法に留まる場合もあります。

 

 

1)にも様々な方法があるのです・・・

 

繰り返しになりますが

私たちはどの仕組みにも

適材適所に行き来できて循環が上手く行っているとき

 

また、感情で言えば

喜怒哀楽をしっかり感じることが出来ているときは

バランスが取れていてナチュラルな状態です。

 

鬱はバランスが崩れ誤作動の状況になっていたり、

抱えきれない感じることが辛い感情を抑え続けている時に

生命のエネルギーが低下している状況を言います。

 

 

こういった仕組みやセラピーなどにご興味ある方は
セラピスト養成講座もありますのでこちらからどうぞ

*今年も定員満席でスタートしました。

 

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15
1月
2019

鬱の仕組み①

おはようございます♪

今朝はどんな朝をお迎えでしょうか?

 

週末の連休はOAD心理セラピスト養成講座の

アシスタントと、「愛着障害」の講師をさせて頂いたり・・・

また1週間が動き始めていますが

今回は講座にも出てきていた「鬱の仕組み」について

書いていきますね。

 

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鬱と聞くと、実はとっても身近でよく聞いたり

近しい人の中で誰かが鬱っぽかったり

また実際に会社や学校に行けなくなったりしている人を

知っていませんか?

 

自分自身も深さや大きさこそ違うでしょうが

「憂鬱」「心配な感覚」「気持ちが滞る感じ」

「塞がれる感覚」「籠ってしまう感覚」などは

体験したことはありますよね。

 

直ぐに過ぎ去る人もいますし

ずっと引きずってますます膨らんでしまう場合や

行動にまで影響が出てきて、動けなくなってしまったり・・

 

WHOでは鬱は現在4番目に多い病気で

2025年までには2番目になるという予測をしています。

 

凄くないですか・・

とても身近過ぎる「鬱」についてシェアしていきますね。

 

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鬱は色々な定義がありますが古代ギリシャでも

体内に黒の胆汁が多いと鬱になると考えられていたそうです。

生まれつき、この黒い胆汁が多い人もいるとは考えられていましたが

ストレスや食事、季節の変化や心理的な動揺も関係していると

考えられていて・・・

つまり生理的、心理的、社会の環境といった

「全体的な観点(ホリスティック)」から鬱を捉えていました。

 

© Heart Resilience Association より引用

 

本当にその通りで今でこそこういった

ホリスティックな(全体的な)観点は一般的ですが

例えば「ココロだけ」1つを切り取ってみても無理ですよね。

 

全体的な観点から「目の前のその人」に今何が起こっているのか・・

鬱の症状はあくまでも症状。

➤原因の結果の現れなので

 

この症状が何故表れているのかを探していくことが

とても重要です。

 

まずは自分の中の「うつチェック」

イギリス国民健康保険のサイトから

*4つの段階にして図る➤(全くない、たまにある、結構ある、いつもそうだ)

1)何に対しても喜びや興味をあまり感じない

2)気持ちがふさぎ、鬱っぽく、また希望がない感じがする

3)なかなか寝付けない、またはよく目を覚ましてしまう、または寝すぎる

4)疲れて、エネルギーが少ない感じがする

5)食欲がないか、または食べ過ぎる

6)人生の失敗者であり、自分自身や家族を失望させている気がする

7)新聞を読んだり、テレビを見たりしても、集中するのが難しい

8)動作が鈍く、話もゆっくりしている。または落ち着かない不安な感じがあり

他の人からもそれが分かる

9)自分など死んでしまったほうがよいと思う。または自傷行為がしたくなる

 

©Heart Resilience Association より引用

 

こういった症状が出るのが鬱っぽいことですが

実は生命のエネルギーの「在り方」が

活力にみなぎっている方向と逆の方に行っている状態が

鬱です。

 

または何かを一生懸命「抑えていることで」生命のエネルギーが

人生のクリエイトの方に使えなくなってきている状態です。

抑えているものは感情や思いですが

「怒り」「悲しみ」「無力感」「弱さ」

「醜さ」「後悔」「罪悪感」「怖さ」などなど・・・

混ざったりもう、ここは人それぞれです。

 

まずは鬱の症状をどうしても抑える方向や

無くそうとする方法を探したくなりますが

「自分の鬱の作られ方」を知るほうがずっと早く

原因が見つかり、そこを癒すことで変化が表れてきます。

鬱も十分回復します。

 

原因がなくなると逆の言葉で言い換えれば

「鬱」が出る必要がない自分になります。

 

時間が経っていればいるほど蓄積が増えているので

 

良く言われる「休めばいい」「ゆっくりしてね」は

勿論大切なのですが「休んだだけ」では原因が残っているので

休職して休んだつもりでも職場復帰したらまた「刺激」があると

再発は当たり前なのです。

 

またクライアントさんなどにも多いのですが

職場復帰の際にみんなに「もう大丈夫です、良くなりました!」と

自分が言ったことを普段の顕在意識ではご本人も忘れていましたが

セラピーで出てきたのは

「みんなのあの人はもう治ったから大丈夫」という自分像に

自分がならなくてはいけない・・と

自ら自分を追い込んでいたことが一番苦しかったんだ‥と気づかれて

緩んだケースもあります。

➤復職後、2回目の鬱状態の原因はここ

 

長くなりましたが何回かに分けてお伝えしていきますね。

 

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14
1月
2019

愛着障害、鬱は変化できる

おはようございます♪

今朝はどんな朝をお迎えでしょうか?

 

ここ、数日は愛着障害=複雑性トラウマについて書いてきましたが…

 

人との信頼関係や繋がりがどうしても難しく、

いつもトラブルに巻き込まれたり

必ず職場では意地悪な人に出会ったり

周りの視線が辛くて転職を繰り返してしまう…

 

優しいパートナーを望んでいるのに、

またDVを繰り返す人を知らず知らずに選んでいる…

 

お金に苦労したくない、いつも収入の心配をしたくないのに

上手く仕事とお金が結びつかない…

 

止めたくて仕方がない意味のない買い物、

お腹が空いていないのに口に食べ物を運んでしまう、

ギャンブルがやめられない…

辛い悲しい恋愛を繰り返す…

お酒への依存が止まらない…などなど…

 

上記に挙げたものは実は全て【今の出ている症状】の部分で、

この症状のときにはこうしたらいいよね…と言うアドバイスは

無数にパターンが必要になりますし

アドバイスで全てをカバーしきれないのが事実です。

アドバイス=症状を止める感じ。

頭痛の原因が実は何かそもそも持っている身体の病気なのに

鎮痛剤でその時の痛みを抑える感じ。

頭痛を生み出す病気は身体に残ったまま・・・

そんな感じなんです。

 

 

ではどこをどんな風に着目することが大切か?

それは自分の苦しみの「根っこ」の部分を見つけ

ここにいるイメージの自分やその自分を取り巻く

頭の中に風景が必ずあるので

そこを癒していくことが確実です。

 

私たちは実際の目の前の出来事よりも

頭の中の作られた必ず持っている「イメージ」をもとに

それに反応して刷り込みを毎日作っています。

 

ここはその人自身のOSのようなもの。

このOSが変化しない限りは

アドバイスや対処療法で一時的に感じなくなっても、

また何かきっかけがあれば

簡単に辛い自分へ戻れます。

 

逆に言えばここのOSが変容してくると

同じ自分ではいられません。

 

愛着障害=複雑性トラウマは何年後でも、自分が何歳になってからでも

回復する可能性は十分にあります。

私自身も30年前のあのショックだった出来事・・など

現在の私がそれに気づいて「感情」の声を聞いていくことで

 

ずっと持っていたネガティブなエネルギーを手放し

気づきと感謝と自分への愛情に変化しています。

 

なので、諦めたり、自暴自棄になる必要はないです♡

 

自分のOS探しは自分への愛情そのものですね♡

 

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